6.7 C
Tokyo
6 C
Osaka
2026 / 02 / 04 水曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)“ネオ和菓子”に期待

“ネオ和菓子”に期待

全国の「あんこ屋」がピーク時の3分の2に減少した。得意先の一つである街の和菓子店が、大手菓子チェーンやコンビニの台頭、後継ぎ不足、洋菓子人気により、廃業が相次いでいることが影響している。

▼ある製あん業者は将来の職人を育てるため、地元の製菓専門学校を巡り、和菓子の良さを伝える活動に力を入れている。だが学生のほとんどが洋菓子やパン職人を希望。和菓子職人を目指す若者は100人のうち1人だった。中には、あんこを一度も食べたこともない生徒もいたという。

▼若者の和菓子離れが進む一つに、ひな祭りや端午の節句、彼岸など団子やまんじゅうを食べる行事が希薄化していることが大きい。若者にとって伝統や文化は堅苦しいイメージを与える。一方の洋菓子は、日常からハレの日まで幅広く利用できるといった利点があり敷居が低い。若者のハードルを下げる努力が和菓子には必要だ。

▼チョコレートや季節のフルーツを取り入れた和洋折衷スタイル、インスタ映えに挑戦する華やかな和菓子も増えてきた。かつていちご大福が“ネオ和菓子”から定着したように、これらが市民権を得て、需要底上げにつながることを期待したい。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。