三井食品 延床2万4千坪の大型物流拠点 「首都圏東物流センター」が稼働

三井食品は千葉県流山市内に、同社最大級の物流拠点となる「首都圏東物流センター」を開設した。17年に開設した「首都圏西物流センター」(神奈川県相模原市)とあわせ、首都圏エリアにおける最適物流の実現を目指すための基幹センターとして8月から稼働を開始する。

首都圏東物流センターは、千葉県流山市のマルチテナント型物流施設「GLP ALFALINK流山5」に入居。都心部から約25㎞、首都高三郷ICから約6㎞、常磐道流山ICに近接。ダブルランプウェイと中央通路を設けた地上4階建ての大型施設で、敷地面積3万4千坪、延床面積2万4千坪を誇り、同社最大級の物流拠点として首都圏東側エリアをカバーする。

パレット自動倉庫、ロボットパレタイズなど最先端のマテハンを導入し、自動化・省人化を推進することで、ローコストかつ高品質な物流オペレーションを実現する。大手量販店向けの配送センターから汎用物流まで、幅広い流通に対応できる総合物流センター(常温)として、多くの得意先に安定した食品流通を提供する。

また、同センターは免震構造により災害対策が強化されているだけでなく、カフェテリア・コンビニ・託児所の設置などのアメニティを充実。安心で働きやすい環境づくりにも配慮している。