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キッコーマン食品とネスレ日本が物流連携 関東~関西間で海上輸送

 キッコーマン食品は、主要物流拠点のキッコーマン食品N-DC(千葉県流山市)から出荷する「濃いだし本つゆ」などの調味料製品について、6月5日からネスレ日本と連携した海上輸送を開始した。ネスレ日本と往復で貨物を組み合わせるラウンド輸送を導入することで、空荷の削減と輸送の効率化を図る。

 キッコーマン食品は6月5日から関東から関西への輸送を、ネスレ日本は6月9日から関西から関東への輸送を開始。輸送頻度は週1回(往復)。「濃いだし本つゆ」などのキッコーマン食品の調味料製品、「ネスカフェゴールドブレンド」などのネスレ日本の飲料製品を輸送する。

 往路の輸送区間はキッコーマン食品N-DCから千葉港、堺泉北港を経てキッコーマン食品高砂DC(兵庫県高砂市)。復路の輸送区間はネスレ日本姫路工場(兵庫県姫路市)から堺泉北港、千葉港を経てネスレ日本野田物流センター(千葉県野田市)。物流拠点や工場と港の間は陸路でトラックを使用する。郵船ロジスティクスが全工程の輸送を手配する。

 キッコーマン食品は、キッコーマン食品N-DCから関西へ出荷する「濃いだし本つゆ」などの調味料製品について、主にトラックで輸送している。一方、物流業界ではドライバー不足が課題となり、輸送手段の多様化とモーダルシフト推進が不可欠となっている。

 同社は今回、関東から関西への長距離輸送でRORO船を活用した輸送を増やす。これによりドライバー不足への課題の対応とあわせ、トラック輸送と比較し、1運行当たりのCO2排出量を約52%削減できる見込み。

 さらにネスレ日本と連携し、往復で別の貨物を組み合わせて運ぶラウンド輸送を行うことにより、輸送時の空荷を減らし、物流全体の効率化を図る。

 キッコーマン食品は今後も対象地域の拡大、より幅広い分野での物流連携を検討し、持続可能な物流網の構築を目指す。

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