12.1 C
Tokyo
9 C
Osaka
2025 / 11 / 29 土曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)古くて新しい商売
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

古くて新しい商売

移動販売と聞くと、昭和生まれとしては豆腐や石焼き芋を想像する。最近ではキッチンカーや新たなビジネスモデルを築く「とくし丸」が記憶に新しい。

▼阪急百貨店が14日から開始した新サービスは、その名も「走るデパ地下 阪急スイーツ号」。デパ地下の人気商品を関西圏の介護施設や病院、マンション、オフィス、大学などで販売する。車両には洋菓子や和菓子30ブランド50品目を基本に、地方の物産展やバレンタインなど店舗の催事と連動した商品も限定で揃える。リアル店舗やECでは拾いきれない第3のマーケットを狙う。

▼近年、移動販売が再び注目されている。免許返納などで移動の足がなくなり、過疎化が進む地域に限らず買い物難民となる高齢者が増えているからだ。国や地方自治体の積極的な支援や大手チェーンの参入もあり、移動販売市場が伸長。コロナ禍で密を回避する生活様式も市場拡大の追い風になった。

▼接客の機械化や無人化が進み、対面せずとも物を買える便利な世の中になった一方で、人と人が顔を合わせるビジネスの成長が著しい。移動販売は古くて新しい、永続的な商いかもしれない。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点