アサヒ飲料は、社員の健康意識を高めるため、普段から歩くことを推奨し、歩いた歩数分に応じた本数(1万歩につき1本)の飲料を社会に寄付する「Walk for a smile」を行っている。
その一環として17日、本社及び首都圏本部、関東本部勤務の約140人が、墨田区吾妻橋の本社ビルから業平橋までの往復約5・4㎞(約8000歩)を歩き、日頃の運動不足を補った。
社内アンケートで「日々の運動不足を実感」する社員が6割を超えるなど、社員の運動不足から生まれたこの企画は、オリジナルアプリを使って歩数分の健康飲料や健康食品を地域のスポーツ大会や教育施設、ウォーキングイベントなどに寄付するもので、昨年は約12億歩(地球22周分以上)に達し、約12万本分の商品を寄付した。
「Walk for a smile」は、普段歩いた歩数をオリジナルアプリ「健康チャレンジ!アプリ」を活用し、日常のセルフケアにも役立てられるが、今回のような大掛かりなウォーキングイベントとして行うのは4年ぶり。部署の仲間など4チームに分かれ、各自が思い思いのウォーキングシューズやジャージなど身軽な服装に着替えて参加。米女太一社長や役員などもウォーキングに加わった。
当日は30度を超える真夏日とあって、熱中症への注意を呼び掛けながら、15時30分にグループ本社前に集結。約1時間かけて本社ビルから墨田川沿い、両国橋、大横川親水公園、業平橋までの往復を歩いた。
この日のためにゲストに元フリースタイルスキー・モーグル日本代表の上村愛子さんと、元スピードスケート・ショートトラック日本代表の勅使河原郁恵さんが招かれ、ウォーキングに加わった。
スタート前には参加全員と記念写真を撮り、歩行中にも記念写真を撮る場面が多く見られた。