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飲料系こども食堂に「生茶」など寄贈 ユニーとキリンビバレッジ中部圏統括本部
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こども食堂に「生茶」など寄贈 ユニーとキリンビバレッジ中部圏統括本部

ユニーとキリンビバレッジ中部圏統括本部は3月23日、名古屋市の白鳥コミュニティセンターで愛知県のこども食堂に「キリン生茶」など15ケース、環境配慮型トイレットペーパー「ふんわりエコロール」120ロールを寄贈した。

両社は昨年10月から12月にかけて、「子どもたちの未来を応援しよう」と題し、期間中に購入された「生茶」ブランドの飲料1本につき1円をこども食堂に寄付するキャンペーンを実施。集まった寄付金59万3千513円を今年2月23日にNPO法人全国こども食堂支援センターむすびえを通じてこども食堂に寄付している。

今回は、ユニーが回収した牛乳パックをリサイクルしている提携企業のトイレットペーパーをはじめ、キリンビバレッジの「生茶」「iMUSEヨーグルトテイスト」「小岩井純水りんご」などを、愛知県内のこども食堂の支援を行っている愛知子ども応援プロジェクトを通じて寄贈した。

会場となったコミュニティセンターでは、昨年4月から「しろとり子ども食堂」を展開しており、地域の子どもを持つ親子らに向けて毎月1回の食事のほか、米やパン、野菜などの提供活動を行っている。

愛知子ども応援プロジェクトの藤野直子代表は「食事を提供することだけが目的ではなく、生活に困っている家庭の子どもたちとつながるためのツールとなっている。企業の支援が必要で、寄付はとてもありがたく感じている」と話し、キリンビバレッジの星知宏中部圏流通支社長は「今回の取り組みで、こども食堂がただご飯を食べる場だけでなく、子どもが過ごせる場所になっていることを知った。世間にももっと知られるように協力して取り組みを続けていきたい」と話している。

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