砂糖を食べても太らない!? 日新製糖が小学校で食育出前授業

製糖大手ウェルネオシュガーグループの日新製糖は1月24日、千葉市立磯辺小学校(千葉市美浜区)の小学3年生児童(3クラス・計98人)を対象に、「砂糖と年中行事の関わりや砂糖の役割について」をテーマに食育出前授業を実施した。

授業では、黒豆などお正月のお節料理づくりに欠かせない砂糖のはたらきについて紹介。原料さとうきびやてん菜の知識のほか、上白糖やグラニュー糖、三温糖、中ザラ糖など様々な種類の砂糖の製法についてビデオを使用し分かりやすく児童に伝えた。

講師は日新製糖営業企画管理室・広津明室長をはじめ、同室の畑中乾氏、渋谷昌広氏が務めた。「砂糖を食べると太る?」「砂糖は虫歯の原因?」など“砂糖の誤解”についても、児童たちはクイズ形式で正しく学べたようだ。

同社では、2021年から児童向け食育出前授業を実施。昨年度はコロナ禍でオンライン開催だったが、今年度は同社精糖工場の拠点・千葉県美浜区にある磯辺小学校を訪問しての実施となった。「対面授業で子どもたちの反応がダイレクトに伝わった。砂糖を通じて、食と暮らしとのつながりを再認識するきっかけとなれば」(広津室長)としている。