11.1 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2026 / 02 / 06 金曜日
ログイン
English
加工食品健康・機能性食品「マンナンヒカリ」刷新 お米に近いもちもち食感に 大塚食品

「マンナンヒカリ」刷新 お米に近いもちもち食感に 大塚食品

大塚食品は、お米と混ぜて炊くだけで糖質とカロリーがカットでき食物繊維も摂取できる、こんにゃく生まれの米粒状加工食品「マンナンヒカリ」を改良し、9月から順次発売する。

「マンナンヒカリ」は健康志向にマッチした中身が特徴。お米に水とともに加え軽くかき混ぜて炊飯することで、普通のご飯に比べて糖質とカロリーを30%カットし食物繊維も摂れる。

18年に、糖質カットの訴求ポイントをパッケージに追加記載し店頭でトライアル施策を実施したところ、20年は18年比で15%伸長した。拡大に伴い糖質カットの価値がじわりと浸透する一方、消費者から寄せられる「もっと白米のような弾力がほしい」「より食べやすい食感にしてほしい」といった声を受け、今回リニューアルに踏み切った。

伊藤紫麻PM(大塚食品)
伊藤紫麻PM(大塚食品)

2日発表した大塚食品の伊藤紫麻製品部プラントベース事業マンナンヒカリ担当PMは「カロリー低減や食物繊維の摂取はおかずで調整できるが、ご飯の糖質はなかなか減らせない。『ご飯を食べるのを我慢しなくていい』とのご評価いただく一方で、『少し食感が気になる』といったお声をいただき、その点を踏まえてリニューアルした」と説明する。

リニューアルでは「よりお米に近いもちもちとした食感に改良」。これにより、おにぎりなども作りやすくなりパッケージ裏面で調理例を紹介している。

リニューアルにより摂取できる食物繊維量は若干増え、1膳(150g)で食物繊維5.3g摂れるようになっている。

パッケージも刷新。「ご飯で特に気になる糖質カットを目立つようにし、毎日のご飯で無理なく糖質コントロールできることを伝えていく。シズルも普段の食卓がイメージしやすいようにした」という。これにより、既存ユーザーの満足度向上・休眠ユーザーの掘り起こし・新規ユーザーの獲得を図る。

発売20周年の今年、期せずしてコロナ禍の影響で生活者の行動スタイルやニーズが大きく変わり、健康意識がかつてないほど高まっていることを追い風に積極的なマーケティング活動を展開している。特に、在宅時間が長引くことで運動不足による体重コントロールへの意識が高まっていることに着目する。

おにぎりなども作りやすく(マンナンヒカリ)
おにぎりなども作りやすく(マンナンヒカリ)

同社が昨年実施したユーザーインタビューによると、一部で「ご飯が大好きで食べたいけど糖質が気になりご飯を抜いたり分量を減らして食事をしている。しかし、なかなか継続できず断念してしまう」消費実態が浮き彫りになった。

「ご飯抜きはなかなか続かず、周りのご家族も気をつかうようになる。そうした中、『マンナンヒカリ』を加えることでご家族も気をつかわず自身も罪悪感なく食べられるというお声があり、おいしく無理なく糖質とカロリーをカットできることを今後も訴求する」と意欲をのぞかせる。

コミュニケーションは、引き続き北斗晶さんをイメージキャラクターに起用し、ブランドサイトを中心にWebや雑誌、SNSで認知拡大を図り、ECと店頭で露出拡大を図る。

なお、糖質・カロリーのカット率に変更はない。現行の33%がリニューアル後に30%となっているのは、お米の糖質・カロリーの基準値として参照している「日本食品標準成分表」が改訂となったため。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。