16.6 C
Tokyo
17.5 C
Osaka
2025 / 11 / 03 月曜日
English
加工食品漬物南高梅が出荷開始 ピークは“梅の日”ごろから
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

南高梅が出荷開始 ピークは“梅の日”ごろから

JA紀南は25日、紀南の梅産地情報を発表した。小梅・古城は5月中旬から出荷が始まっているが、4月下旬から5月上旬にかけて降雨が少なく小玉傾向で推移し、現在終盤に向かっている。南高は早場では5月下旬から出荷が始まり、ピークは6月6日の梅の日頃からを予想している。

5月21日の定点調査では、南高の着果数は前年・平年よりも少なかった。また、南高の実肥りは33.7㎜と前年・平年並みとなっている。

今月25日に梅部会がまとめた生産予想量は、小梅515t(前年比88%、平年比62%)、古城286t(前年比78%、平年比47%)、南高1万6千690t(前年比78%、平年比75%)、在来系294t(前年比81%、平年比56%)を見込んでいる。

結実後の気温は、4月下旬は平年より低くなったが、5月上旬以降は平年よりやや高くなった。降水量は、4月下旬は降雨が少なく、5月上旬は平年より少なかったが、5月中旬に平年を上回る降雨があった。

JA紀南は和歌山県南部の田辺市と西牟婁郡一円を管内とする本州最南端の農協で、その広域な管内は梅のブランドである紀州梅産地を形成している。

定点調査の着果数と着果率(梅―JA紀南調べ)

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点