9 C
Tokyo
6.9 C
Osaka
2025 / 12 / 18 木曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム「ヤクルト」類好調 3月販売数量2ケタ増

「ヤクルト」類好調 3月販売数量2ケタ増

ヤクルト本社の3月度乳製品販売数量(1日当たりの本数ベース)は前年比9%増となり、2月(2.6%増)と比べ大幅な伸びとなった。

内訳はヤクルト類11.5%増、はっ酵乳類1.2%増。ヤクルト類では、店頭向け「Newヤクルト」類が13.4%増、宅配専用「ヤクルト400」類3%増、その他「ヤクルト」類147.1%増。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、乳酸菌と免疫力への関心が高まっているが、同社では「『ヤクルト』類への期待の高まりが飲用増につながったものと考えている」としている。

10本パックを中心に、店頭向け「Newヤクルト」類が好調に推移したほか、「1日14万本という販売目標をはるかに上回る」(同社)という期待の大型商品「Yakult(ヤクルト)1000」の寄与などにより、その他「ヤクルト」類も大幅増。はっ酵乳類は「ジョア」0.3%減、「ミルミル」類1.9%増、「ソフール」類1.3%減、その他18%増など。

主力の「ヤクルト」類、特に10本パックの需要が急増しているが、「学校の休校や在宅勤務の増加などにより、家族全員で自宅で飲まれるケースが増えているのではないか」(同)と分析している。

関連記事

インタビュー特集

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。