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無調整豆乳、豆乳市場の伸長を牽引 たんぱく質と汎用性の高さが好評

 豆乳市場では、無調整豆乳が高まる健康ニーズに対応し伸長の牽引役となっている。

 日本豆乳協会の発表によると、2025年1~12月の豆乳類生産量は前年比8.2%増の44万4552㎘で着地した。

 カテゴリごとにみると、最も大きく伸長したのは無調整豆乳で、前年比14.5%増の15万6927㎘となった。調製豆乳は前年比6.9%増の20万4319㎘、果汁入り豆乳飲料は前年比4.1%増の1万7472㎘、コーヒー等のフレーバー系の豆乳飲料(その他)は0.7%増の5万378㎘と、各カテゴリにおいて前年を上回った。

 この勢いは今年に入ってからも継続しており、2026年1~6月の豆乳類生産量は、前年同期比10.9%増の23万175㎘と前年を上回る成長となった。

 なかでも無調整豆乳は、前年同期比22.8%増の8万6762㎘と大幅に伸長。

 無調整豆乳の好調要因について、日本豆乳協会は「『植物性たんぱく質が豊富』で『健康に良い』という理由が選ばれている要因として挙がっている」と説明する。

 豆乳の区分の定義において、調製豆乳は大豆固形分6%以上(大豆たんぱく質換算2.8%以上)であるのに対し、無調整豆乳は大豆固形分8%以上(大豆たんぱく質換算3.5%以上)と大豆固形分が多い。

 豆乳メーカー各社のたんぱく質訴求が奏功し、初めて手に取るユーザーがたんぱく質量を比較し無調整豆乳を選んでいるとみられる。

 今秋には各社が無調整豆乳を含む豆乳の価格改定を実施したが、需要が急激に落ちることもなく好調な推移が続いている。

 今後も無調整豆乳が牽引役となり、豆乳市場全体でも前年を上回る成長が見込まれる。

(10月7日付本紙に「豆乳・植物性飲料特集」)

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