ユニクロは9月25日、東京・錦糸町にある「ユニクロ アルカキット錦糸町店」を増床・リニューアルオープンし、錦糸町ゆかりの企業や施設とコラボした錦糸町店限定デザインの「UTme!」商品を販売している。
オリジナルTシャツ、ミニトートバック、トートバックを5社14柄で用意し、5社の中に菓子業界からの参画としてギンビスとやおきんが含まれる。両社とも錦糸町にルーツを持つ。
ギンビスは1930年、創業者の宮本芳郎氏が東京・錦糸町でカステラを作り始めて創業。本社は現在、東京都中央区にあるが「錦糸町はギンビスにとって大変ゆかりのある、そして特別な思いのある町」とギンビスの小畑雅代営業本部広報担当主任は語る。

一方、やおきんは、錦糸町にほど近い東京都墨田区横川に今も本社を構える。やおきんの小野貴裕商品部広報担当係長は「もともと当社は『八百金』と書いて『やおきん』と読み、八百屋をやっていた。錦糸町にきたときに、でんぷんと水あめの流通が多くあったため駄菓子の取り扱いを始めた」と説明する。
9月24日、同店でリニューアルオープン記者会見・先行内覧会が開かれ、小畑氏、小野氏を含むコラボ5社のプレゼンター、ユニクロアルカキット錦糸町店の中村明雄店長、スペシャルゲストのてぃ先生が登壇し、錦糸町店限定の「UTme!」商品や錦糸町の魅力・変化について語りあった。

ユニクロの中村店長は「錦糸町は本当に温かい町。発展・成長を共にしていけるように取り組んでいきたい」と意欲をのぞかせる。
「UTme!」についてギンビスの小畑氏は「錦糸公園をイラスト化させていただいた。東京スカイツリーが、どうぶつさんを見守るようにそびえたち、錦糸町の懐かしさと今をギュッと詰め込んだイラスト」とアピール。
やおきんの小野氏は「『うまい棒』や『キャベツ太郎』など当社が取り扱う様々な商品を入れている。子どもから大人まで共通に楽しめる駄菓子の楽しさを演出した」と胸を張る。

黄金湯のロゴをあしらった「UTme!」について、黄金湯店主を務める新保浴場の新保朋子取締役は「配管をイメージして江戸文字を現代風にしている。サイコロ型になっているのは『災い転じて福となす』のお願いを込めた」と説明する。
1899年に創業し東京で一番歴史が古い廣田硝子の「UTme!」は、江戸切子をデザイン。「イラストレーターで描いたのではなく江戸切子にしたものを画像として取り込んでいただいた」と廣田硝子の廣田達朗社長は力を込める。

葛飾北斎代表作デザインの「UTme!」も登場。
すみだ北斎美術館の澤田雄一郎広報・連携担当は「Tシャツはすでに商品化されていたため、今回は少し違った視点で作品をご提案した。1つは『桜に鷹』。もう1つ、ユニクロさまのほうで選ばれたのは『冨嶽三十六景・御厩川岸より両国橋夕陽見』という非常に情緒的なイメージの作品」と語る
すみだ北斎美術館は今年11月22日に開館10周年を迎える。「もともと小学生は無料で入れ、この10月から墨田区内在住在学の中学生も無料で観覧できるようにした」と来館を呼びかける。
錦糸町店では全国18店舗目としてリペアやリメイクを手掛ける「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロ スタジオ)」サービスを開始。同店ならではのものとして、ギンビスの「たべっ子どうぶつ」の刺繍も用意している。
