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カゴメ 袴田食品企画部長 秋冬へ「洋食最大化」「トマト拡大」 洋食がランクアップ「あめ色玉ねぎ」

 カゴメの袴田祥人マーケティング本部食品企画部長は24日、食品の市場環境と秋冬向けのマーケティング方針を発表した。

 生活者動向について袴田部長は「時短志向は年々増加。おそらく今後も止まることはない。その背景には共働き世帯の構成比が既に7割に達しており、今後これがより加速する。時短意識の高まりにより調理行動が変化。顕著な例は、総菜がもはや調理の一部になり、惣菜にちょい足しで、具材感やアレンジを楽しむ意識が高まっている。一方、休日やイベント、祝日、ハレの日にはしっかり料理するなど、忙しくても食事でハレや季節を感じたい意識が高まるなど、平日と休日ではニーズが二極化している」と言う。

 洋食領域については、「ワンプレートで料理が完結し、子どもの好きな味わいの洋食は堅調に推移。洋食領域の代表的なオムライス、ナポリタン、ハンバーグ、カレーはいずれも堅調だが、ハンバーグだけは手作り率が減少。理由は玉ねぎをみじん切りするのが面倒だったり、炒めてあめ色にするのに時間がかかるなど、玉ねぎの扱いに悩みを抱えている人が多いため」と言う。

 暑い秋に向けては、「昨年に比べて今年は若干気温が低いが、9月も猛暑日が続くと予測。10年前と比較して昨年の寄せ鍋は90%、シチュー71%、秋メニューの代表メニューのおでんは半減だった。気温上昇で煮込みメニューが不調の中、トマト煮は大幅伸長。トマトのさっぱり感、健康感、家族で楽しめる華やかさが要因とし、2015年比で鶏肉のトマト煮116%、豚肉のトマト煮199%、魚のトマト煮182%、牛肉のトマトに159%、トマト煮計は131%」と捉え、トマトメニューに期待感を抱いている。

新商品の「洋食がおいしくなるあめ色玉ねぎ」
新商品の「洋食がおいしくなるあめ色玉ねぎ」

 こうした市場環境を背景に、秋冬向けのマーケティング方針として、①洋食の喫食機会の最大化②トマトメニューの食卓出現頻度の拡大の2つの柱を決めた。

 『洋食の最大化』を図るために、手間のかかる玉ねぎの下ごしらえの負担を軽減し、洋食メニューにコクとうま味を加える新商品として「洋食がおいしくなるあめ色玉ねぎ」を発売。『トマトメニューの拡大』では、時短で火を使わない料理に対応した、「レンジでひと皿 ブロッコリーがおいしい鶏肉のトマト煮」と「レンジでひと皿 じゃがいもがおいしいバーベキューチキン」を発売。

 つけかけ対応のボトルソースとして、野菜の具材感や食感を楽しめて、かけるだけで手軽にメニューに華やかさをプラスする「野菜のソース」(ザク切り野菜のソース サルサ、具だくさん野菜のソース オニオン)も発売。レンジで温めてごはんにかけるだけで特別な味わいと具材感が楽しめる「スープでごちそうごはん」シリーズから、有職女性をターゲットにした新商品「スープでごちそうごはん 旨辛トマトチゲ」を発売した(発売日は8月25日)。

新商品を使った調理メニュー
新商品を使った調理メニュー

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