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加藤産業 連休は“”家庭で” 健康は“ゆるく” 菓子・酒類も独自提案 秋冬新製品発表会

 加藤産業は7月16、17の両日、神戸国際展示場で「第54回秋&冬の新製品発表会」を開催。全国の量販店や外食店など得意先約5000人が事前登録した。597社が出展し、約7800アイテムを出品。このうち新製品は約2000アイテムで、前年より100アイテム少ない。出展社の内訳は常温食品356社、菓子40社、低温82社、酒類119社。

 企画提案のテーマコーナーは、11年ぶりのシルバーウイークに焦点を当てた。節約志向を背景に、昨年のお盆や今年のGWは家で過ごした人が多いというデータがある。こうした傾向を踏まえ、ホットプレートを使ったもてなし料理や、外食気分が味わえる有名店監修品など、家庭で楽しめる商品を集めた。もう一つのテーマが「ゆる健康」。薬膳や米粉など、無理なく日常に取り入れやすい商品を用意した。

中村考直専務
中村考直専務

 強化分野の一つと位置付ける菓子では、同社の強みである食品メーカーとのつながりを生かした新商品を開発。シマヤだしの素、エースコックワンタンメン、伯方の塩焼塩などを使ったポテトスティック6種類を商品化。中村考直専務は「長年、オリジナル商品で培ってきた開発のノウハウを生かした」と話す。

 今回、オリジナル商品のカンピーは、粉末で大容量の紅茶とスープ、常温で長期保存できる半生そばなどを発売。「値上げラッシュの中で、価格以上の価値を意識した」(太田茂治ブランド事業部長)。「おうちカフェ」コーナーを設け、これら新製品を使ったメニュー提案も行った。

 地域商材を集めたディスカバリーニッポンのコーナーには、71社が出展。大阪の老舗洋食店「北極星」を運営する北極星産業は、レンジで調理できる万能トマトソースを売り込んだ。コロナ禍以降、店のブランド力を生かした市販用商品の販売に力を入れている。「家庭でも『北極星』の味に親しんでもらえるよう、販路を広げたい」と意気込む。

 酒類は酒税改正を見据え、付加価値を訴求できるご当地RTDを並べた。担当者は「カラフルなデザインのものが多く、売場で映える。ご当地フェアにも」とアピールしていた。

 中村専務は会見で「猛暑で夏物が早めに動いた昨年の反動があり、6月の数字は思っていたよりも厳しかった。これから値上げラッシュを迎えるが、2、3か月先の商談をしっかりと行い、確実に数字を上げる」と強調した。

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