日本アクセス中四国エリアは今期、売上高3.5%増の1521億円、通過高3.6%増の1772億円を計画。高橋宏典中四国エリア統括は7月7日、広島市で開いた経営方針説明会で「進化・強化・最適化」の3つの基本方針を掲げ、「ソリューションプロバイダーへの進化を推進し、物流網と営業力を強化。人材育成による組織力の向上により最適化を図る」との考えを示した。
ドライはインストアシェアの拡大や地域商材の発掘、乾物・乾麺の強化により4%増の367億円を計画する。チルドは地域商材や商品情報を活用した和日配の売場提案、洋日配では商品の導入と定番採用を強化し9%増の574億円を目指す。フローズンはフローズンアワードなど独自の販促を通じた売場提案やPB開発などにより、7%増の374億円を予想する。
菓子、酒類、ノンフードの戦略カテゴリーは「各分野においてマーケットインの視点で開発と販売を強化し、営業力の底上げと需要の創出を図る」(高橋統括)ことで、23%増の48億円を計画。
また、生鮮・デリカは支店と一体となった体制に変更し、クロス提案による売場の価値向上を進める。デリカは業務用とのシナジーを発揮し4%増の240億円、生鮮は既存取引先の取り組み強化と新規商圏の獲得により4%増の80億円を目指す。
なお、前期の実績は売上高が4.5%増の1469億円。販売数量は2.8%減少したが、経常利益率は1%を超えた。温度帯別の売上はドライが7.3%増の413億円、チルドが4.5%増の528億円、フローズンが2.9%増の360億円、物流収入他が1.8%増の169億円。通過高は4%増の1711億円だった。

続いて開かれた中四国アクセス会では三島豊会長(三島食品会長)があいさつに立ち、「当たり前だったことが、当たり前でなくなった時代。だからこそ、メーカー、卸売業、小売業が一体となり取り組むことがますます重要になっている。日本アクセスが掲げる変革と挑戦、それを成果につなげる実践という言葉が今の食品業界に求められている」と述べた。
議事では役員の改選と、新任幹事・日清製粉ウェルナの就任が承認された。また、新規企業としてスリィ・サポート、ふくれん、北海道乳業3社の加盟が報告され会員企業は206社となった。
