ホッピービバレッジは2025年に、創業120周年と麦芽発酵飲料「ホッピー」の発売77周年を迎えた。
これを記念した集いを6月6日に帝国ホテル 東京(東京都千代田区)で開催し、取引先や関係者ら約170人が駆け付けた。

石渡美奈社長は「創業者である祖父、そして二代目の父も喜んでいると思う。経営者は孤独だと言うが、こんなにも多くの方に支えていただき、全然孤独でない、ホッピー3代目はとっても幸せだと思った」と感謝を述べた。
来賓のあいさつでは、衆議院議員の野田聖子氏が登壇。
「私は石渡社長のことを、グローバルな女性として敬意を表しミーナと呼ばせていただいている。ミーナはかわいい妹分」と述べる。

野田氏は「高齢者が増えてノンアルブームが起きている中、その先駆けがまさに『ホッピー』。昭和23年に志をたて、今日まで企業を続けていただいた石渡一族はじめ社員の皆様の想いが今こそブレイクする時」とエールを送った。

次いで俳優の別所哲也さんが「『ホッピー』の物語はこの先も、時間を重ねて熟成・発酵をして、幸せを発する“発幸”が続いていくのだと思う。ミーナさんも世界中を飛び回りながら、幸せを発信し続けている」と語り、「ホッピー!」の掛け声とともに乾杯を行った。

会場入口にはOKAMOTO STUDIOが手掛けた氷彫刻と、昨年死去したマルチクリエイターの大宮エリーさんのアート作品が展示され、来場者の目を楽しませた。
会場では特別ラベルの「ホッピー」のほか、特別な料理やカクテルが提供された。

料理は前菜からデザートまで、全てのメニューに「ホッピー」や「赤坂ルビンロート」など同社製品を使用。
ウェルカムドリンクでは、Bar Kamo監修の「ホッピー」を使用したカクテル「紅玻璃」が用意された。

今年7月から展開予定の「HPY ホップウォーター」(以下、ホップウォーター)も提供。
同商品について、石渡社長は「新商品を出せていないことがずっと気がかりだった。私をよく知る方から『創業のラムネを超える飲み物を作りなさい』と背中を押していただき、『ホップウォーター』が完成した」と振り返る。
「この商品で社員たちの顔が変わった。先代たちが作った商品も大事だが、『ホップウォーター』は自分たちが作った商品で、自分たちで育てていくんだという意識があるようで、社員たちの仕事に対する姿勢ががらっと変わった。社員と共に育てていく商品を手にすることができて幸せだと思っている」と笑顔を見せた。

パーティーでは、赤坂芸者衆の舞、アミーナ・カルテットによる演奏、ニッポン放送「看板娘ホッピー・ミーナのHOPPY HAPPY BAR」の公開収録なども行われ、会場は大いに盛り上がりを見せた。

石渡社長は閉会のあいさつで「詳細も時期も未定だが、赤坂の次の本社ビルを建築家の妹島和世先生にお願いすることとなった。社員たちが自慢や誇りに思って毎日通える会社として、赤坂という街に妹島建築という名所が生まれる」と明かした。

