東海漬物はこのほど、豊橋商工会議所が主催する地域の職業人による訪問授業「春のビジネスパーク2026」に参加し、豊橋市立東陵中学校で「ぬか漬教室」を実施した。受講を希望した2年生32人を対象に、同社社員が講師を務め、発酵食品や漬物文化についての理解を促した。
同事業は、地域の職業人が子どもたちに仕事や地域産業について伝える取り組みで、豊橋市教育委員会の「生き方教育」の中核事業として2008年度から実施。同社では2014年から協力を続けている。
授業では、日本の伝統食である「ぬか漬」をテーマに、乳酸菌や酵母などの微生物による発酵の仕組みや健康効果について解説。その後、同社の「熟発酵ぬか床」で漬けたきゅうりの試食を行い、実際にぬか床を使った漬け込み体験も実施した。初めは独特の香りに戸惑う生徒も見られたが、作業を進めるうちに慣れ、楽しみながら取り組んでいたという。
実習で漬けた胡瓜とぬか床は、自宅でもぬか漬づくりを楽しめるよう持ち帰り用として配布。また、主力商品「きゅうりのキューちゃん」も土産として提供した。
同社は「体験型の活動を通じて、漬物づくりの楽しさや栄養価を伝え、日本の伝統食である漬物の魅力を次世代へつないでいきたい」としている。

