東海地方を中心にラーメンチェーン「スガキヤ」を展開するスガキコシステムズ(名古屋市)は6月15日、菅木寿一専務取締役が同月24日付で代表取締役社長に就任すると発表した。菅木伸一現社長は代表取締役会長に就く。社長交代はおよそ24年ぶり。今年創業80周年の節目の年を迎えることからトップの若返りを図るとともに、新たな成長に向けた取り組みについても、より果敢に挑戦していく。
同社は1946年(昭和21年)、甘味専門店として創業。その後、ラーメンを発売し、食後に甘味を楽しむスタイルを確立。名古屋の地に根差した独自の食文化を育んできた。
“名古屋のソウルフード”の代表格といわれる「スガキヤラーメン」は、魚介出汁と豚骨を合わせた唯一無二の「和風とんこつ」スープが特長。現在は東海地方を中心に約300店舗を展開。近年はロードサイドラーメン店「金ことぶき。」やたこ焼き店「たこ寿」など新業態の開発・出店も強化している。
新社長就任にあたって寿一氏は、「ブランドスローガン『いつもいっしょ。ずっといっしょ。』のもと、さらなる持続的成長を実現すべく新たなステージへと踏み出していく。伝統の味を守り抜くことはもちろん、既存の枠組みにとらわれない事業領域の拡大に挑み、お客様にとってより魅力ある企業へと進化していく」とコメント。
その第一歩として26年秋冬、約20年ぶりに関東エリアへの再進出を果たす。年内に神奈川県に2店舗を出店予定で、今後関東エリアで3年・50店舗体制を目指す。
また、4月に閉店した「大須万松寺通店」は、7月に「ドムドムバーガー」の東海地方復活店舗1号店としてオープンする。これは、今年1月に資本参加したドムドムフードサービスとの連携によるものであり、同社の新たな出店戦略の一つとして注目を集めそうだ。
「今後はスガキヤの中京圏以外への店舗展開に加え、次なる成長を牽引する新業態の開発、さらには海外展開やM&Aも見据え、持続的な企業価値の向上に邁進していく」(同)。
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菅木寿一氏(すがき・じゅいち) 1986年(昭和61年)5月9日生まれ。2009年(平成21年)5月Pepperdine University(ペパーダイン大学)国際学部国際経営学科卒、同6月日清製粉入社、13年6月寿がきや食品入社、14年4月同社事業統括本部本部長代行、15年4月スガキコシステムズ入社、同6月同社取締役および寿がきや食品取締役、16年10月スガキコシステムズ海外事業室室長、17年6月同社常務取締役事業統轄本部長、20年11月ファイブレシピ代表取締役、22年6月スガキコシステムズ専務取締役、24年6月ファイブレシピ代表取締役社長、26年6月スガキコシステムズ代表取締役社長



