商業組合首都圏お菓子ホールセラーズの小黒敏行理事長(アイネットホールディングス・社長)は5月12日、上野精養軒(東京都台東区)で開催された第66回通常総会の冒頭あいさつで、中東情勢の緊迫化に伴い包材の入手が困難になっていることを明らかにした。

「ガムテープが切迫し、PPバンド(ポリプロピレン樹脂を帯状に成形した梱包資材)が手に入らず出荷するにもだいぶ事欠くようになった」と語る。
菓子新製品の包材の供給が後回しにされる実情や、展示会での試食では個包装での提供を控えて皿に出すなどバルクでの提供を検討していることにも触れ、総会後の懇親会での包材・物流に関する情報交換を呼びかけた。
懇親会には90社約200人が出席した。
来賓に招かれた全日本菓子協会の八尾文二郎副会長(明治・社長)は祝辞で「菓子業界を巡っては中東情勢が今最大の懸案事項。当協会から3月に会員メーカーさまに影響や国への要望についてアンケートを取り農林水産省などに提出したところ。今後の燃油、ガソリン、軽油などの物流関係、包材・資材への影響が心配であり、行政と密に連絡を取りながら適切に対応していきたい」と述べた。
第66回通常総会は、組合員総数29人のうち27人(委任状含む)が出席し、すべての議案が承認された。新理事に立目昇氏(三菱食品)が選任された。役員体制は以下の通り。
▽理事長=小黒敏行氏(アイネットホールディングス)▽副理事長=関口快太郎氏(関口)、田島康郎氏(タジマヤ)▽理事=川原孝一氏(川原商会)、鈴木光良氏(丸井スズキ)、中村一顯氏(米廣)、昆靖氏(コンフェックス)、髙山時光氏(髙山)、高柳元一氏(虎屋商事)、依田誠氏(宮田)、岩田光史氏(渡辺商店)、海鉾剛氏(三王商会)、久松紀仁氏(国分首都圏)、杉田篤信氏(美多加堂)、青柳有氏(ハセガワ)、二木英一氏(二木)、立目昇氏(三菱食品*新任)、眞壁政雄氏▽監事=山川一郎氏(タジマヤ)、岩隈崇氏(タジマヤ)



