德田商店は2月17日、「第5回春季大展示会」をホテルニューオータニ鳥取で開催し、スーパーなどの得意先430人が鳥取県を中心に兵庫、島根の一部からも来場した。会場は食品、日配、加工、酒販、冷塩、鮮魚の各部門から幅広く提案。メーカー159社が出展し、新商品などを訴求した。
展示会のサブテーマは「初める新生活、始まる弁当、気遣う健康」。理由について德田豪社長は「春は新しい生活が始まる方も多く、初めての方もいる。その新生活を応援する一つとして、健康、簡便の弁当に注力した」とした。
弁当の提案は10品。メーカーの新商品などを用いて同社子会社の飲食店「海鮮元氣亭」で作った。味の素のコンソメ<塩分控えめ>を使用してひき肉を炒めて作る「減塩崩しチーズハンバーグ丼」、カゴメの新商品「かけてカンタンデミソース」を使用した「デミサンド」など和、洋、アジア系と幅広く提案した。
また、福利厚生の提案として、熱中症対策・健康経営の重要性をブースで訴求した。
商品では、同社の冷凍の味付けいかの新商品で、解凍後そのまま食べても焼いてもおいしい簡便性を高めた「柔らかいかの炭火焼照り焼き」など5品を試食とともに紹介した。
メーカー小間では、水産品では、前田海産が2012年に発売し好評のロングライフの明太子3品を紹介。加工品では雪印メグミルクが乳製品売場の選択肢の拡大としてえんどう豆を使用した6Pチーズなどを提案。原料のえんどう豆はたんぱく質、食物繊維、鉄分の含有量が多く、栽培時は大豆等に比べて二酸化炭素の排出量が少ないなど環境負荷が少ない利点も訴えた。
また、同社は一般消費者100人も招待している。その狙いについて德田社長は「来場する年齢層は20~60歳代以上と幅広い。メーカーさんが消費者の意見を直接聞く機会を設けることで、そこで得た情報をスーパーさんへの提案に生かしていただきたい」とした。同社の売上状況については「102%で推移しており特に水産商品が順調。冷凍のサバは値上がりしたが、数量を落とさず対応できている」とした。



