7.6 C
Tokyo
6.1 C
Osaka
2026 / 01 / 30 金曜日
ログイン
English
加工食品乾麺・乾物大阪海苔協同組合 稲野副理事長 業界動向に懸念も今こそ「腕の見せ所」

大阪海苔協同組合 稲野副理事長 業界動向に懸念も今こそ「腕の見せ所」

 大阪海苔協同組合は1月23日、帝国ホテル大阪で新年の集いを開催。組合員など32人が集まった。

 あいさつに立った稲野達郎副理事長(大森屋社長)は業界の現状について「利益を出すために価格転嫁すると、値ごろ感を外してしまう」と指摘。「生産者の意欲を高め、消費者の目をこちらに向けることは、われわれにしかできない」と強調し、次の通り述べた。

知恵出し合い海苔の良さをアピールを

 海苔業界はいまだかつて経験したことのない原料高で、皆さんも大変苦労されていると思われる。利益を出すため価格転嫁すると、店頭売価は消費者が思っている値ごろ感を外してしまう。コンビニでもコメや具材が上がっているので、おにぎりが高い。若い世代が海苔を巻いていないものもおにぎりだと認識してしまうと海苔離れが進む。

 始まった今期の収穫はすごい価格になっている。仕入れる方にとっても難しい相場であり、手放しで喜べない。安さが先行してしまうと、今まで買った高い在庫がおざなりにされてしまう。値段が下がり、生産者の意欲が低下するのも怖い。

 そこで、われわれ販売する者が力を発揮する時だ。どうすれば消費者に良い海苔を届けられるか。生産者に「しっかり売るから、どんどん作ってください」と言えるか。生産者の意欲を高め、消費者をこちらに向けるのはわれわれにしかできないこと。知恵を出し合い、新製品や販促で海苔の良さをアピールする。腕の見せどころである。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。