11.3 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会アレルギー対応のクリスマスパーティ 当事者と家族が食事ともにできる場を 広島でイベント

アレルギー対応のクリスマスパーティ 当事者と家族が食事ともにできる場を 広島でイベント

 食物アレルギーに配慮した「特定原材料7品目 アレルギー対応クリスマスパーティ」がこのほど、ホテルグランヴィア広島(広島市)で開かれ、家族連れなど60人が参加した。

 米粉で仕上げたアメリカンドッグやピザ、豆乳を使ったホワイトチョコのデザートなど30種類の料理が並び、参加者はバイキング形式で好きな料理を取って楽しんだ。

 このイベントはホテルグランヴィアとフードマリコとの共催で、この日が13回目。あいさつに立ったフードマリコの上田まり子社長は「この取り組みは4年目を迎えた。来ていただくお客様なくして開催できない。ここまで続けてこられたことに感謝している」と述べた。

 食材に配慮するだけではなく、テーブルの裏側まで清掃も徹底。ホテルグランヴィア広島の島田正義総支配人は「実際にイベントを行い、食物アレルギーを持つ子どもたちが多いことを実感した。準備は大変だが、心から喜んでもらえるので、スタッフも気持ちよく仕事できる」と話していた。

  ◇  ◇

フードマリコの上田まり子社長
フードマリコの上田まり子社長

 上田社長に話を聞いた。

 食物アレルギーを持つ人は外食だけでなく、外出もそれほどできない。当事者も家族も一緒においしく食事できる場が欲しいと、グランヴィアに話し賛同いただき開催したのが始まり。

 参加者20人からの小さなスタートだった。皿やトングを持ったことのない子どもが、自分で食事を取る姿を見て涙を流すお母さんもいた。その後、リピーターも増え、広島だけでなく東京や大阪から来られる方もいる。今回は大人向けの料理も充実させた。クリスマスメニューを一緒に楽しんでもらいたい。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。