製粉パン東欧発のパン菓子「バブカ」 日本初の専門店が登場 食べ方さまざま 朝食、おやつ、ワインにも 

東欧発のパン菓子「バブカ」 日本初の専門店が登場 食べ方さまざま 朝食、おやつ、ワインにも 

業務用の冷凍パイ生地、マーガリンなどを製造販売するリボン食品は、BtoC事業の3業態目で日本初のバブカ専門店「バブカカダブラ」を、京都市左京区に10月4日開店した。

筏由加子社長は「バブカはまだまだ日本で認知されていない。ぜひ知っていただきたく店名にバブカを入れた」と話し、今後については、2号店は「考えていない」とするが、「フランチャイズ展開は検討していく」と方向性を語った。

バブカとは東欧発祥のパン菓子で、生地にチョコレートなどを練りこみ、編み込んだような形状が特徴のスイーツデニッシュ。特にニューヨーク(NY)で人気が高い。筏社長がNYで食べたバブカのおいしさに「衝撃を受けた」のをきっかけに、約8年の開発期間を経て同社独自の特徴を加えた6種類を開発した。

リボン食品バブカカダブラ店内
バブカカダブラ店内

同社のバブカは同社工場で「一つ一つ手で編み込んでいる」手作り。スイーツデニッシュ「バブカ」については「パンとスイーツの魅力を併せ持つ」(筏社長)とし、朝食、ランチ、おやつ、ワインなどのおつまみにも合うことから「朝から夜まで、あらゆる時間帯でバブカを楽しんでいただきたい」(同)とし、食べ方もトースト、電子レンジ、冷蔵庫で冷やして、バニラアイスなどのトッピングなど、様々な楽しみ方を提案している。

6種類は、チョコレートを主とした「オリジナルバブカ」、NYで人気のエルビスサンドをイメージした「エルビスバブカ」の他、アップルシナモン、レモン、抹茶あずき、コーヒーを使用したジャバチップ。サイズと税込価格は、レギュラー2500円、ハーフ1300円、カップ460円。

同社売上の9割はBtoB事業(企業間取引)だが、一般消費者向けのBtoC事業を行う理由について筏社長は「顧客の喜びや苦しみを自ら体験することで、(既存顧客に)より良いサービスや商品を提供していきたい」との考えを話した。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。