10.7 C
Tokyo
11.9 C
Osaka
2025 / 12 / 07 日曜日
ログイン
English
飲料系酒類ビール業界に広がる波紋 サントリーが2品を発売中止 アサヒの障害余波で

ビール業界に広がる波紋 サントリーが2品を発売中止 アサヒの障害余波で

サントリーは8日、12月に予定していた限定ビール2品の発売を中止すると発表した。

アサヒグループホールディングスで続くシステム障害の影響により、アサヒビール商品の出荷が停滞。この余波からサントリーにも想定を上回る注文が続いており、通年商品の安定供給のため、限定品の発売中止を決めた。

同社では受注急増に対応してすでに一部で出荷調整を実施しているものの、今後さらに通年商品を安定供給するための措置としている。

発売を中止したのは「ザ・プレミアム・モルツ 誘惑の黒エール」(350㎖/500㎖、12月16日発売予定)、「同 マスターズドリーム リミテッドエディション#66」(350㎖、同23日発売予定)の2品。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。