6.4 C
Tokyo
5.1 C
Osaka
2026 / 02 / 17 火曜日
ログイン
English
流通・飲食小売ドミー会 梶川社長「発展、成長への道筋示した」 バローHDの森専務も登壇
KNOWLEDGE WORK 20260303

ドミー会 梶川社長「発展、成長への道筋示した」 バローHDの森専務も登壇

愛知県三河エリアを地盤とするドミーの取引先で作るドミー会の総会が9月18日、名古屋観光ホテルで開催され、会員企業の約300人が集まった。梶川勇次社長は7月のバローホールディングスによるTOBが発表されてから初の公の場で、25年5月期の報告と26年5月期の方針を説明。最後にはバローHDの森克幸専務が登壇し、今後の連携について話した。

総会では会長企業を務める国分中部の福井稔社長が「長い歴史に新たな一歩を刻む大きな節目を迎えた。この度の英断は地域密着という確固たる地位を生かしながらさらなる高みへと飛躍するための前向きな挑戦と捉えている。流通業界を取り巻く環境は日々変化しており、競争も増す中で、バローグループという強力なパートナーを得ることは、多岐にわたる分野で大きな相乗効果を生み、これまで以上に価値とサービスを提供できると考えている。今後のドミー会はいまのところ白紙だが、この変化を好機と捉え、一丸となって前進してまいりたい」とあいさつ。

続いて梶川社長は「ドミーとしても公開買い付けに賛同し、応募を推奨。8月20日をもって公開買い付けは終了し、バローHDの買い付け予定数を大幅に上回る応募をいただいた。決済開始日の10月21日をもってドミーはバローHDの子会社になる予定。今後のドミーの発展、成長への道筋を示していると考えている」と話し、24年5月期について「食品原価の上昇や生鮮食品の相場も不安定に推移し、人件費、物流費、光熱費などのコスト上昇で厳しい経営状況。商圏人口は伸び悩み、エリア内でディスカウント系の出店もあり、業種業態を超えた価格競争、サービス競争が激しさを増した」としたうえで「新規出店はなかったが、既存店の改装や売場レイアウトの変更により活性化を行いながら、販売促進として楽天ポイント付与、3月より大創業祭で、活性化と差別化を行った」と説明した。

バローHDの森克幸専務
バローHDの森克幸専務

25年5月期の方針では▽地域密着のスーパーマーケットとして役割の明確化▽商品価値の追求と商品管理の徹底▽企画、販売促進の強化▽売場効率化の見直しと改善▽センターの有効活用と物流効率改善▽働き方改革の推進――の6つを掲げた。

最後に登壇したバローHDの森専務は「HDのSM事業の加盟企業は今回のTOBで10社となり、HDの売上1兆円は完全に視野に入った。そのうちSM事業で半分5000億の目標も超える見込み。今後はSM事業で1兆円、全体で1兆5000億円を目指していく。ドミーの強みを生かしつつ、お客様から信頼される企業となるべく、グループ総力を挙げて全力で取り組んでいく」と話した。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。