16 C
Tokyo
14.9 C
Osaka
2025 / 11 / 07 金曜日
English
加工食品漬物新進、多彩な新商品で家庭用市場活性化 刻み漬や千里眼コラボ、調味料需要にも対応
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

新進、多彩な新商品で家庭用市場活性化 刻み漬や千里眼コラボ、調味料需要にも対応

新進は今秋、家庭用市場に多彩な新商品を投入。簡便性と話題性を兼ね備えたラインアップで、食卓需要を取り込み売場の鮮度向上を狙う。

新シリーズ「刻んでみちゃいました」では、「燻し風たくあん」「しば漬」の2品を展開する。漬物を細かく刻むことで料理の具材や調味料として幅広く利用できる。背景には、コロナ禍以降の“内食回帰”継続による家庭調理需要の高まりや、スーパー惣菜などの販売増に伴い、揚げ物等に合わせる調味料の需要が伸びていることがある。同社ではこうした消費動向に対応し、刻み漬の利便性を打ち出した。細かく刻んであるため、ご飯やおにぎりの具材として利用できるほか、マヨネーズと和えてタルタルソースにするなど、簡便に調味料としても活用可能。

手間いらず ぽん酢大根おろし
手間いらず ぽん酢大根おろし

人気ラーメン店とのコラボ品「千里眼にんにくメンマ」「同にんにく高菜」は、ガツンとしたにんにく風味が特長で、ラーメンのほか酒肴や炒飯にも最適。強いインパクトと話題性で売場訴求を高める。

「手間いらず ぽん酢大根おろし」は国産大根をすりおろし、爽やかなポン酢で味付け。焼き魚や揚げ物にすぐ使える利便性で家庭調理をサポートする。

内容量・参考価格は「刻んでみちゃいました」2品が80g・税抜200円、「にんにくメンマ」80g・200円、「にんにく高菜」70g・200円、「ぽん酢大根おろし」100g・220円。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点