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「シスコーン」「ごろグラ」などに磨き 「マーケティングは売りの仕組み作りであり経営」 日清シスコ・山田道明社長が方針語る

日清シスコの山田道明社長は4月1日から現職。8月4日、取材に応じ、経営方針について「マーケティング=売りの仕組み作りであり、経営だと思っている。商品を基軸にしてどれだけお客様へ価値を高めていけるか、主力ブランドのコアな価値を磨き上げてお客様に“いいね”と思っていただけるかに尽きる」と語る。

同社は、シリアル・菓子メーカーとして「シスコーン」「ごろグラ」「ココナッツサブレ」「チョコフレーク」「おいしいオートミール」などのブランドを擁し「今ある強みをさらに強め、今ないものは新しく開発してわれわれの強みに変えていく」と意欲をのぞかせる。

この秋冬に向けてはシリアル・グラノーラ市場に注力する。

インテージSRI+によると、グラノーラを含むシリアル市場は2024年度(24年4月~25年3月)、金額ベースで前年比9.1%増の約564億円に達し過去最高を記録した。

この中で同社の「ごろグラ」ブランドの売上は17%増となり、今年4-7月も9%増を記録し好調を維持している。

これには昨年のTVCM効果に加えて「いちごづくし」と「さつまいもづくし」の2品がSNSで話題化したことも後押しした。

山田道明社長
山田道明社長

山田社長は、欧米で定着しているシリアルの朝食文化が日本でも定着すれば、市場規模は少しずつ拡大し、やがて倍増するとみている。

小麦などのパフが入ったサクサク食感のグラノーラが席巻している日本市場で、グラノーラの新領域に挑む。9月15日、海外で定着しているオーツ麦主体の新商品「ごろグラグランミール」を発売して新規ユーザーにアプローチし、市場の活性化を図る。

コーンフレークカテゴリでトップシェアの「シスコーン」にも注力する。

「『シスコーン』は年齢の低い子どもを中心に家族で喫食される。『シスコーン』でシリアルにエントリーしていただき、大人になったときに『ごろグラ』などに入っていただくというカスタマージャーニーを思い描いている」と述べる。

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