小売CVSセブン-イレブン・ジャパン...

セブン-イレブン・ジャパン 新CMで“日常のワクワク”提案 阿久津社長「自らの価値を問い直す」

セブン-イレブン・ジャパンは9月3日から、櫻井翔さん、相葉雅紀さん、天海祐希さんを起用した新TVCMシリーズ「なにがあるかな、セブン-イレブン。」を全国で公開する。日常に小さな発見やワクワクを届ける存在として、ブランドイメージを一新する。阿久津知洋社長は「セブン-イレブンはどのような店であるべきか、求められる価値や自らの存在を問い直した。単に欲しいものを買う場所ではなく、日々の暮らしの中で『なにがあるかな』という期待や安心感を届けられる店を目指す」と思いを語った。

これまでの商品開発については、「おいしさを真面目に追求してきた一方で、どこか独りよがりになり、お客様との距離が生まれてしまった」と振り返る。現状の同社のイメージについては、「(商品に)外れがない、みんなが知っている優等生のようだが、面白さに欠ける面がある」と分析。今年5月に社長に就任して以降は、厳しい状況の中で変革に向き合ってきたとし、新CMを通じて消費者に寄り添う企業としてのさらなる成長を目指す。

「お店で焼いた」シリーズ(一例)
「お店で焼いた」シリーズ(一例)

TVCMは、宇宙人役の櫻井さんと相葉さんが、天海さん演じるオーナーのもとセブン-イレブンのアルバイトとして地球に溶け込み、さまざまな商品と出会う物語。アルバイトを通して成長していく2人も見どころだ。櫻井さんと相葉さんの起用について阿久津社長は、「国民的スターでありながら、『優等生』の面と『やんちゃさ』を併せ持つお二人に演じていただくことで、当社の新たなイメージ発信とともに、全国の従業員の皆さまにも元気を届けたい」と説明した。

発表会ではCMにも登場する新シリーズ「旨さ相盛(あいもり)おむすび」3種(9月6日発売)も披露された。通常のおむすびの1・5倍のごはん量に、上部と中具の2か所に具材をたっぷり盛り付け、どこから食べても味わえるように設計。羽石奈緒取締役執行役員商品本部長は「具材をたっぷりほおばれる満足感と、鞄に入れても崩れにくい容器設計にこだわった」と説明。今後は具材を変えたシリーズ化を予定している。

「旨さ相盛おむすび」3種
「旨さ相盛おむすび」3種
カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。