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「ロングライフ牛乳を新常識に」 常温保存の多角的価値伝える 日本テトラパック

日本テトラパックは、6月1日の「牛乳の日」を前に、「冷蔵不要の紙容器で生活が変わる 牛乳の新常識!ロングライフ牛乳活用術」と題した講演会を都内で開催。常温保存可能な「LL(ロングライフ)牛乳」の利便性や社会的価値を発信した。

鍜治葉子執行役員マーケティングディレクターは、「LL牛乳の価値を広め、飲用機会の拡大を通じて物流や食品ロスなどの社会課題にも貢献したい」と語り、認知拡大に向けた取り組み強化に意欲を示した。

LL牛乳は、保存料を使用せずに、超高温瞬間滅菌(UHT)と無菌充填技術により、未開封で常温3か月の保存が可能。6層構造の紙容器で光や酸素の侵入を防ぐため、風味や栄養価を保持できるのが特長だ。

海外では広く認知され、特に欧州ではスーパーマーケットの主力商品としてLL牛乳が普及している。

これに対し、日本では流通量が牛乳全体の約2割、消費者3万人を対象に実施した独自調査では認知度が1割程度にとどまっており、「冷蔵商品と同じ棚に並ぶことが多く、常温保存できる点が伝わりづらい」といった課題がある。

講演では、物流負担の軽減、フードロス削減、災害備蓄としての活用、家庭での買い置きや冷蔵庫スペースの節約など、LL牛乳ならではの多様なメリットを紹介。管理のしやすさから、近年業務用やアウトドアでの需要も拡大傾向にあるという。

(左から)鍜治葉子氏、小倉優子さん、齋藤忠夫教授
(左から)鍜治葉子氏、小倉優子さん、齋藤忠夫教授

東北大学名誉教授の齋藤忠夫氏は「高齢者にとっても買い置きできる点は非常に便利な一方で、スーパーでは冷蔵ケースに並べられていることが多く、気が付かない人が多いのも事実。販売方法の見直しも必要」と指摘。

ゲストとして登壇したタレントの小倉優子さんは「通販でまとめ買いでき、買い忘れも防げる。ストックできる牛乳は“新常識”だと思う」と生活者目線でのメリットを語った。

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