加工食品PBF植物蛋白食品協会 新会長に山口氏
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植物蛋白食品協会 新会長に山口氏

日本植物蛋白食品協会は7日、KKRホテル東京で通常総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では新会長に山口龍也氏(昭和産業)、副会長に岡雅彦氏(日清オイリオ)、鈴木清仁氏(不二製油)、田中万里氏(長田産業)を選任した。

山口新会長は就任あいさつで、「気候変動や地政学リスクの高まりで、食料安全保障の重要性が高まっている。食料供給の安定、コスト、健康志向、環境への配慮が求められるなか、植物たん白はそのニーズに応える重要な選択肢となっている」と貴重な食資源としての役割を強調した。

24年の植物性たん白の国内生産量は4万7415t(1.5%減)、大豆たん白4万1873t(1.5%減)、小麦たん白5542t(1.4%減)。出荷・自社使用量は5万9250t(2.7%減)。植物性たん白食品への関心の高まりを背景に出荷・使用量は近年6万t台を維持していたが、「物価高による食品値上げが相次ぐ中で、(対面業界における)最終製品のダウンサイジング等の影響を受けたと推察している」(協会事務局)。

協会設立50周年の節目 重要性高まる植物性たん白

長期的な食料需給を見据え、新たな蛋白供給源として植物性たん白の活用が期待される中、1975年に設立された協会は今年8月5日で創立50周年を迎える。

「諸物価の上昇も影響して近年植物たん白の生産・出荷量は横ばい傾向を続けているが、(既存分野にとどまらずプラントベースフードをはじめ)会員各社が新たなニーズに対応した新製品の開発に取り組んでいる。加えて、増加するインバウンドや大阪・関西万博などビジネス拡大の環境が整ってきている」(山口新会長)。

50周年記念ロゴ
50周年記念ロゴ

こうした中で、協会では設立目的にもある、▽植物性たん白の消費増進や健康機能性についての普及啓発▽規格・表示の改善、製造・加工・流通に係る技術の開発・改善▽内外情報の収集・提供――に努めていく方針を確認した。

なお、創立50周年事業では、50周年記念ロゴを作成したほか、来年5月の通常総会にあわせて記念式典の開催を予定している。

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