逆光線(コラム)健康を自分でまもる
カナエ モノマテリアルパッケージ

健康を自分でまもる

「くるみ」を含む食品のアレルギー表示について4月1日付で表示義務化が施行された。カシューナッツについても今年度中に食物アレルギーの義務表示対象品目に追加される予定となっている。

▼ナッツ類がアレルギー表示制度の項目に付け加えられた背景には近年の健康ブームが挙げられる。ナッツ類には高血圧やコレステロール値の改善などメタボリックシンドロームの予防やビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれる点が消費者に支持されており、売れ行きも伸びている。

▼その一方でナッツ類を摂取し、かゆみやじんましん、重篤なケースでは呼吸困難などのショック症状を引き起こす事例も右肩上がりで増えている。健康を訴求している商品から健康被害が出ているのは皮肉な結果といえる。

▼アレルギー表示制度の対象品目の見直しは3年ごとに行われているが、アレルギーの原因となる食品は今後も増える見通しとなっている。食物アレルギーが心配な消費者は同制度に関する情報を自分なりに理解しておくのが健康を守ることにつながるように思う。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。