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ジェー・ガーバー商会 「S&W」ブランド缶詰 6月から日本市場販売へ

 業務用フルーツ缶詰市場でトップシェアのジェー・ガーバー商会はこのほど、6月1日より「S&W」ブランドの加工食品全般(生鮮品、冷凍品を除く)を取り扱う日本国内代理店権を獲得したと発表した。

 1896年にサンフランシスコで生まれた「S&W」は、高品質な果実・野菜缶詰等の加工食品ブランドとして長い歴史と実績があり、日本市場でも他社が取り扱わない特徴ある商品群を展開している老舗ブランドだ。ただ昨今の厳しい市場環境下、付加価値の高いS&Wは苦戦を強いられており、販売数量はピーク時の三分の一程度まで落ち込んでいた。

 ジェー・ガーバー商会の親会社「ガーバー・ゴールドシュミットグループ」は、S&Wブランドを保有する「デルモンテ・パシフィック社」と戦略的グローバルパートナーシップを結ぶ。

 同社は、ジェー・ガーバー商会が日本市場でPHILPACK社(デルモンテ・パシフィック社傘下)のパインアップル缶詰、トロピカルフルーツミックス缶詰、果汁等の販売数量を近年飛躍的に増加させた実績を評価し、今回の国内代理店契約により日本市場のS&Wブランドのさらなる成長を託すことにした。

 一方、ジェー・ガーバー商会は今回のS&W缶詰日本市場代理店権獲得により、従来の代理店取引中心のポートフォリオから、自らメーカーポジションとなる在庫ビジネスにも軸足を置き、食品輸入事業の拡大に舵を切る。

伝統の「S&W」ブランド
伝統の「S&W」ブランド

 手代木和人社長は「今回の販売権獲得により、小売市場、業務用市場ともに、当社の商品をお取り扱いいただくお客様の数が飛躍的に増える。その声に直接耳を傾ける機会を通じて、当社に新たな商機も生まれるのではないか」と期待を寄せる。

 手塚俊男執行役員食品部長は「販売代理店権移管にあたっては、当社が現行代理店から遅滞なく必要な情報を受け、かつ混乱を避けるため可能な限り従来のお取引条件・商流等を維持することで、これまでS&W商品をお買い上げいただいてきたお客様へのご迷惑を最小限にとどめるよう努力をしたい」としている。

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