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仕事や家事に追われても手作りのおいしさを大切にしたい  大塚食品・研究員の願いを自らの発案で実現した下味冷凍調味料とは?

 仕事・家事・育児に追われても手作りのおいしさを大切にしたいとの願いが発端となり開発されたのが、大塚食品が3月から発売している下味冷凍調味料「メインディップ」。

 同商品は、ジッパー付きの専用パウチにソースが入ったもので、多彩な肉料理に対応できるように5品を取り揃えている。

大塚食品琵琶湖研究所食品開発室室長の松村章津子さん
大塚食品琵琶湖研究所食品開発室室長の松村章津子さん

 同商品の生みの親は、大塚食品琵琶湖研究所食品開発室室長の松村章津子さん。

 6月16日、同研究所(滋賀県大津市)で発表会に臨んだ松村さんは「『メインディップ』は私自身を助けたいという思いから生まれた製品。私は当時4歳と1歳の乳幼児の子どもがおり、職場復帰した際に『仕事・家事・育児を両立できるだろうか』という不安を覚えながらも、忙しい毎日の中でも、手作りの出来たて感を大切にしたいという思いがあった」と語る。

 こうした想いを抱きながら過ごしていると開発の契機が訪れる。たまたま視聴したテレビの情報番組でプルコギ用にと味付けした生肉を冷凍保存するという調理方法を知る。

 「『先に味付けしてから冷凍してもいいのか』と目から鱗のような感覚で、これだったら私も頼りたいかもと思った。下味冷凍調味料のヒントを得ることができた」と振り返る。

 乳幼児を持つ松村さんは、忙しい日々を送りながらも、外食やお惣菜にはあまり頼らず、忙しい中でも手作りの食事を続けてきた。

 「メインディップ」は簡便性を有しつつ松村さんの願いを満たすものに仕立てられている。

 「『メインディップ』の何がいいかというと時短・簡単はもちろんのこと、自分で仕込むことで手作り感が得られるのが一番。自分にとっても家族にとっても嬉しい価値が生まれる調理法だと考えている」と胸を張る。

 そのほか、料理当日に肉を切ったり触ったり、まな板を洗う必要がないことも「主婦的には物凄く大きなポイント」と力を込める。

 マルチタスクの人にとって、献立を考えるのもストレスであり、「メインディップ」はその点にも貢献する。

シンプルでわかりやすい原材料であることが分かるパッケージ裏面の原材料表示
シンプルでわかりやすい原材料であることが分かるパッケージ裏面の原材料表示

 既婚女性(有職女性)30~60代576人を対象にした同社調査によると、7割以上の方が週5日以上夕食を作っているというような実態が浮き彫りになり、夕食の準備でストレスに感じていることに関する設問で「献立を考える」が6割を超えた。

 下味冷凍することで肉の臭みが抑えられるのも特長。この特長は当初想定していなかったことだった。
 「甘味や塩味、酸味といったおいしさにつながる成分が増える一方で、肉の臭みに関係する成分が大きく減るということも分かった。肉の臭みが減るというのはもともと想定しておらず、分析により肉の臭み成分の減少に関係していることが見えてきた」と説明する。

 シンプルでわかりやすい原材料にもこだわった。
 「クリーンラベルにこだわり、スラッシュ以下、添加物の表示もない。『メインディップ』は使っていただく方の気持ちに寄り添い、未来の自分を思いやる商品」と述べる。

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