11.2 C
Tokyo
9.3 C
Osaka
2025 / 12 / 03 水曜日
ログイン
English
加工食品冷凍食品日東ベスト ワンランク上の「Gold Dish」シリーズ こだわりの国産牛ハンバーグなど
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

日東ベスト ワンランク上の「Gold Dish」シリーズ こだわりの国産牛ハンバーグなど

業務用冷凍食品が主力の日東ベストは、外食向けの「ジョイグルメ(JG)」ブランドでワンランク上の「Gold Dish」シリーズを立ち上げ、肉粒感たっぷりで噛むほどに旨さを感じられる「国産牛ハンバーグ」など3品を発売した。このほど業界専門紙向けに新商品の試食会を開き、渡邉昭秀取締役常務執行役員は「新シリーズは高価格帯に位置付けており、原材料から製法までおいしさを追求した当社の自信作」と期待を語った。

「Gold Dish」はインバウンドの活性化などで需要が高まっている高単価メニューのニーズに応えるため、ワンランク上の価値を目指した。うち「JG国産牛ハンバーグ」は肉肉しい食感や肉粒感にこだわった逸品。150gとボリューム感もある。メニュー価格は2000円前後を想定。外食店、ゴルフ場、スキー場などの需要を見込む。「JG北海道産黒毛和牛 牛めしの具」は素材にこだわるとともに、タレには日高昆布と鰹だしを加え優しい味付けに仕上げた。「JG山形豚ロースカツ」は地元食材を使用しておいしさを追求。

「JG」ではプラントベースのラインアップをシリーズ化して拡充。バイキングやスープに使いやすい「JGボタプラスボール」、トルティーヤや野菜とあわせたい「JG大豆ミートのバーベキュー風」などを揃えた。「市場開拓はこれからだが、開発は今のうちに進めていく」(同社)。

カツ重は調理しやすく
カツ重は調理しやすく

総菜向けの「Best」ブランドは「カツ重用ロースカツ」を新発売。熟成三元豚のロースをカツ重専用の衣で仕上げた。スーパー等のバックヤードで調理のしやすさを考慮し肉を厚くしてコンパクトにしたこともポイント。提供価格は「S」が398円、「M」が498円を想定。

米飯メニューの価格上昇が顕著な中、個性の異なる麺類3品を新たに投入。「塩レモン焼そば(瀬戸内レモン果汁)」はさっぱり系、「コクと旨みの上海風醤油焼そば」は海鮮の香りと旨み、「しびれと辛さの麻辣焼そば」は刺激的な味わいが特長。

学校給食では「カラフルゼリー」の新アイテム「いちご」を追加。食材費のコスト上昇で他のデザートからゼリーへの切り替えが増えており既存品(マスカットなど)とあわせニーズに応える。

市販用の「エーデルシェフ(EC)」ブランドは7品目の「直火焼ハンバーグ」を発売。レンジ調理でゴツゴツした食べ応えある肉の食感と、直火焼の香ばしい風味が楽しめる。120g×5個入。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点