6.1 C
Tokyo
6.7 C
Osaka
2026 / 02 / 07 土曜日
ログイン
English
加工食品ハチミツ適正価値、適正価格で需要増を 全日本はちみつ協同組合「新年顔見せ会」

適正価値、適正価格で需要増を 全日本はちみつ協同組合「新年顔見せ会」

全日本はちみつ協同組合(田中正道理事長)は1月16日、都内のホテルで「新年顔見せ会」を開催、会員企業のほか、来賓として蜂産品各団体から多数出席した。

会は新井紀男・事務局長の司会進行、田中理事長あいさつ(代読)でスタート。田中理事長は昨年9月に中国・青島で開催された日中蜂産品会議について報告するとともに「海外市場は、健康効果に対する消費者の意識の高まりにより着実に成長している。一方、国内市場はコスト上昇による値上げもあり消費量が低迷している」と指摘し、「皆さまの英知を結集し革新的な商品開発を進めていきたい。商品ブランド力を高め健康に良く、環境に優しいはちみつの需要を高めていきたい」と出席者に呼びかけた。

来賓として沖浩幸・日本養蜂協会常務理事、渡辺雄二・全国はちみつ公正取引協議会会長、川村憲明・日本はちみつ輸入商社協議会代表理事、山田務・全国ローヤルゼリー公正取引協議会会長があいさつした後、水谷友彦副理事長の乾杯の辞で祝宴に入った。祝宴中には、野々垣孝彦副理事長が蜂産品業界全体を包括した状況と今後の取り組みについて、加藤重太郎(加藤美蜂園本舗取締役)が国内、中国でのテーブルハネーの販売状況について説明し、活発な情報交換が行われた。主な来賓のあいさつ要旨は以下の通り。

沖浩幸・日本養蜂協会常務理事 養蜂業は、巣箱代、餌代など諸コスト上昇、養蜂家の高齢化、気候変動によるミツバチの管理の困難化、里山での生活者による蜜源植物面積の縮小など事業環境が厳しくなっている。だが需要はまだまだ伸びる余地がある。皆さま方とともに今後も頑張っていきたい。

全国はちみつ公正取引協議会・渡辺雄二会長

偽物については昨年7月に会員、賛助会員に外来アミラーゼ検査の実施を推奨したほか、非会員にも訪問し説明を行った。はちみつのISO規格はブラジルでの会議を経て5月に策定される見通し。当協議会ではこれに基づき、はちみつの規格、表示等について公正競争規約の見直しの準備を進めていく。

日本はちみつ輸入商社協議会・川村憲明代表理事

国内では物価高騰の対応に追われているが、他方、世界では日本の人件費、原材料費、物流費等は相対的にまだ低い。原材料の調達においては蜂産品を含め、われわれ商社が買い負けする局面が正直多々ある状況だ。健康志向トレンドの中で、正しく適正な純粋蜂蜜について、適正な価値を認めていただくように協議会としても一層努めたい。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。