全日本はちみつ協同組合(水谷友彦理事長=写真)は21日、都内のホテルで通常総会を開催した。当日は、日本養蜂協会、全国はちみつ公正取引協議会、全国ローヤルゼリー公正取引協議会、日本蜂蜜輸入商社協議会など蜂産品団体が来賓として出席した。
水谷理事長は総会前に挨拶し「円安為替、ナフサ問題がボディブローになり、経営環境は二重苦、三重苦となっている。必然的に価格改定せざるを得ないが、値上げによる需要冷え込みの懸念もある」と現況を述べ出席者への協力を呼びかけた。
来賓は、沖浩幸・日蜂協常務理事が「2年前から蜂の消失問題があり、農業現場でも花粉交配用の蜂が不足する懸念がある。資材価格が高騰しているだけに、実質賃金が上昇し本物の蜂蜜を購買するファンが増えるよう祈念したい」と挨拶。
日本蜂蜜輸入商社協議会の久保田英治氏(住商フーズ)は「この2年間で蜂蜜輸入量は約9700t増加。25年の総輸入量は5万1600tだった。輸入量が最も多い中国産は昨年3万6千700t を輸入。2年間で約8千800t増加している。だが増加したのはシロップ入り蜂蜜。会員企業は何ら恩恵はない。偽蜂蜜のシェアが高くなると業界の健全発展に悪影響を及ぼす。業界を挙げて消費者の方々に本来のハチミツの良さ、美味しさ、きちんとした商品の選び方を伝えていきたい」と呼び掛けた。




