6.6 C
Tokyo
5.4 C
Osaka
2026 / 01 / 28 水曜日
ログイン
English
トップニュース豆乳 再活性化へ機運 メーカーの動き活発、日本テトラパックも加勢

豆乳 再活性化へ機運 メーカーの動き活発、日本テトラパックも加勢

2020年から低迷していた豆乳(調製豆乳・無調整豆乳・豆乳飲料)が今年に入り回復基調にある。今年は豆乳メーカー各社のマーケティング活動に、容器や前処理・充填設備などのソリューションを豆乳メーカーへ提供している日本テトラパックが加勢。4月からの日本テトラパック史上初となる豆乳の消費振興を目的としたPR活動も後押しとなった模様で、市場は6月頃から上昇し、秋冬に向けて再活性化の機運が高まる。

秋冬は回復の動きを力強く推進すべく各社とも需要喚起策を実施している。

キッコーマンソイフーズは「TT鍋」を新提案。TTは「豆乳を投入」の略称。TT鍋と銘打ち、寄せ鍋でつゆを追加する際の代替に無調整豆乳などの豆乳を投入することを提案。料理にも使える豆乳の汎用性をアピールする。

同社の大島秀隆取締役常務執行役員マーケティング本部長は豆乳ブームの再燃を思い描く。「2005年頃、豆乳のレシピブックが出されるほど豆乳がブームになったが、コロナ禍を経て忘れ去られてしまった感じがするため改めて訴求していく」と語る。

鍋での訴求にあたり、汎用性をより印象づけるため、豆乳鍋とせずにTT鍋とした。

「豆乳鍋という言葉はスムーズに伝わるが、『豆乳で少しアレンジを加える』といったニュアンスや簡便性が伝わらないため、TT鍋でももう一度アナウンスし直す」という。

マルサンアイはパーソナルサイズの新商品で市場を盛り上げる。

9月、機能性表示食品の「トリプル対策この一本 豆乳飲料」(200㎖)と「ひとつ上の豆乳 豆乳飲料 抹茶」(200㎖)を新発売した。

サブカテゴリでは無調整豆乳が善戦。各社が提案するソイラテ、豆乳鍋、豆乳デザートは無調整豆乳がベースとなっている。

無調整豆乳の新たな動きとしては、9月30日に新発売されたスジャータめいらくの「大豆にこだわり生しぼり製法で作った無調整豆乳」(1000㎖)などが挙げられる。

各社が独自の施策を繰り出す中、日本テトラパックは豆乳全体を盛り上げるべく豆乳の健康価値を訴求。中でも植物性たんぱく質にフォーカスして、5月・6月を中心にSNS広告や鉄道広告を展開した。

秋冬も引き続きPR活動を実施しており、9月4日にはメディア向けに「豆乳摂取による体調改善調査」と題したモニター調査の結果を発表した。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。