11.5 C
Tokyo
14.6 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
流通・飲食小売最高糖度は22.5% イオン八事で「いちじくフェア」

最高糖度は22.5% イオン八事で「いちじくフェア」

イオンリテール東海カンパニーのイオン八事店で8月27日、愛知県などが主催する品評会に出品されたイチジクを販売する「あいちのいちじくフェア」が開催された。猛暑など影響もあったが、イチジクの最高糖度22.5%(昨年18.7%)、平均糖度16.2%(昨年14.7%)と甘みの強い果実が並んだ。

同県では、出荷量・販売額が全国1位を誇る「イチジク」。品評会を行うことで生産者の技術向上を促すほか、消費拡大に向けて出品物を販売し県民にPRした。

この日の午前中、安城市のJAあいち総合センター内生活館でコンテストを実施。186点が出品され、農林水産大臣賞、愛知県知事賞など特選19点と入選36点を選考した。講評では「3月中下旬の低温により芽の動き出しは平年並み。梅雨は例年より2週間短く、梅雨明け以降は猛暑となり、(害虫の)アザミウマが多く発生しやすい状況で被害果が散見された。コンテスト前には台風の影響で腐敗果が発生しやすい状況」とする一方、「平均糖度は16.2%(昨年14.7%)、最高糖度22.5%(昨年18.7%)で厳しい気象条件にもかかわらず、品質の良好な果実が多く出品された」とした。

イオン八事店のいちじくフェアでは、コンテスト会場から届けられた完熟いちじくを目当てに、毎年楽しみにしているというファンらで行列ができた。

JAあいち経済連園芸部の遠山晃広主任は「いちじくフェアが定着してきたことで多くの人に食べてもらえるようになった。そのまま食べるほか、フルーツサンドなどでもおいしい。ぜひ若年層にも食べてもらえるようにPRしていく」と話した。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。