7.2 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 12 / 28 日曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)回転寿司 訪日客に人気は変わり種

回転寿司 訪日客に人気は変わり種

円安で外国人の来日が凄まじい。そのかいあって外食のインバウンド消費も急増している。向かう先は今まではラーメン店(主に個人店)が主だったが、このところ回転寿司も外国人で賑わい、寿司ネタを英語表記する店も増えてきた。

▼回転寿司の大手「くら寿司」は、4月末に美食家で賑わう銀座にグローバル旗艦店をオープンした。外国人観光客に向けたメニュー構成や内装が特徴となっている。江戸町エンターテインメントをコンセプトにしており、歌川広重の浮世絵をイメージした空間「くら小江戸」を設置し、寿司、天ぷら、団子の屋台でのリアルなパフォーマンスが楽しめる。

▼外食総研調べによると、4月の外食全体の市場規模はコロナ禍前比の85%まで回復。そのうち回転寿司(ファミリーレストラン含む)も安定成長を保っている。日本人が食べるネタのトップはサーモンで、13年連続して不動の人気№1を保ち、2位マグロ、3位ハマチ・ブリの順だが、外国人には変わったネタが人気とか。

▼日本人には回転寿司は格安で食べられることが魅力だが、外国人には彩り豊かな創作が選択基準のようだ。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。