8.6 C
Tokyo
8.9 C
Osaka
2025 / 12 / 12 金曜日
ログイン
English
飲料系飲料ダイドーの自販機 4か国語で購入手順説明 おむつ販売も 地域・社会に貢献

ダイドーの自販機 4か国語で購入手順説明 おむつ販売も 地域・社会に貢献

ダイドードリンコは、主力の自動販売機事業を通して飲料だけでなく、楽しみや地域・社会に必要な商品も販売する自販機を、全国の各地域仕様に合わせて展開している。

4月2日からは大阪で、増えるインバウンド需要に対して4か国語で購入手順を説明するおしゃべり機能を備えた自販機を、宮城県仙台市では市内6台目となる「ベビー用紙おむつ自販機」を設置した。

梅田駅は、大阪市高速電気軌道が運営する地下鉄「Osaka Metro」の車両をデザインした自販機。大阪は外国人観光客が引き続き増加しており、高速電気軌道の企業理念「大阪から元気を創りつづける」に基づき、ダイドーが「自販機を通じて、飲料購入以外の楽しみも提供したい」と企画したもの。

対応言語は日本語のほか、英語、中国語、韓国語の4か国で、自販機前面に4つの言語から選択するボタンが付いている。設置場所はOsaka Metro御堂筋線梅田駅下りホーム。

また、仙台のベビー用紙おむつ自販機は、子育てしやすい環境づくりを進めている仙台市交通局に対し、自販機で地域貢献として企画した。飲料以外にベビー用紙おむつの小パック(2枚入り)やおしりふきシートが購入できる。おむつはパンツタイプで、サイズはM・Lいずれも300円で、おしりふきは70枚入り240円。

同社は「子育て世代の方々が安心して外出しやすくなる環境づくりを応援していく」としている。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。