14.5 C
Tokyo
15 C
Osaka
2025 / 12 / 02 火曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)外食の「旨辛・激辛」トレンドが家庭にも
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

外食の「旨辛・激辛」トレンドが家庭にも

まもなくスギ花粉の飛散がピークを迎え、アレルギーを持つ人は10日から1か月間ほど辛い時期が続く。折しも西日本では既に桜前線が北上しており、絶好の行楽シーズンだけに、世の中とは裏腹に花粉症患者には憂鬱なシーズンとなる。行楽シーズンといえば春夏商戦が本番を迎えており、外食需要もインバウンドを含め堅調な動きで推移している。

▼某調査会社によると今年の外食メニューのトレンド予想は旨辛、激辛など濃い味メニューだという。連日、旨辛商品のテレビCMが流れ、テレビ番組でも激辛メニューが取り上げられている。大手パスタチェーンの春夏のにんにく系パスタメニュー数は前年に比べて倍増を計画している。

▼景気が低迷すると、安価な食材でも美味しくするために刺激的な香辛料を使った料理が好まれる傾向にあるが、コロナ禍による閉塞感の反動やストレス社会の到来も背景にあるようだ。

▼外食メニューのトレンドは家庭用食品にも反映される傾向にあり、今春夏の家庭用新製品でも濃い味をベースにした調味料やパスタソースなどが発売されている。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点