12.6 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 11 / 03 月曜日
English
加工食品即席麺・即席食品“ヌードル×サラダ”提案 新ブランド「NÃMEN」 働く女性に健康なまぜそば 本田商店
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

“ヌードル×サラダ”提案 新ブランド「NÃMEN」 働く女性に健康なまぜそば 本田商店

出雲そばメーカーの本田商店は、若年女性をメーンターゲットに、野菜と麺をおいしく食べることをコンセプトにした新ブランド「NÃMEN(ナーメン)」を立ち上げ、「野菜と食べるベトナムまぜフォー」「野菜と食べる麻辣まぜ蕎麦」「野菜と食べる韓国ビビンうどん」を4月15日からオンラインストアや量販店などで販売開始する。1人前、価格は税込480円。

「NÃMEN」は麺とドレッシング(たれ・つゆ)をセットにしたもの。コンセプトは「忙しいあなたにたっぷり野菜を」。ネーミングは野菜の「菜」と「麺」に由来する。

調理方法は3ステップ。好みの野菜や肉類など具材を用意し、麺を茹でて盛り付け、ドレッシングをかけるだけで満足感ある「まぜそば」が完成する。20~30代の働く女性らが忙しい合い間にも、「時短」「簡単」「健康」で「おいしい」食事を用意できる。

3品とも温タイプ・冷タイプのオリジナルレシピを幅広く訴求する。

「セロリとキュウリのさっぱり豚しゃぶそば」「キムチと野菜の温玉のせうどん」「香味野菜と海老のフォー」「ニラと豚肉の卵黄のせ温そば」「春菊と牛肉の温玉のせあったかうどん」「たっぷりきのことさつま揚げのフォー」など。共通で食感を豊かにするクラッシュピーナッツ、フライドオニオンなどの具材もおすすめ。

本田商店は島根県の老舗そばメーカー。現在はうどん、パスタなども製造する。売上高は約11億円、従業員数は約50人。新商品で使用した生麺は、添加物不使用でありながら、通年で常温保存180日間を実現している。

本紙に対し、本田繁代表取締役は「今回のようなオリジナル性の高い新ブランドを上市するのは初めて。当社が主力とする生麺・乾麺は購入者の年齢層が高くなっている。『NÃMEN』を通じて若い方々とも接点を築ければ」と話した。

なおブランドのプロデュースはラボラトリアン社、ドレッシングの味わいやレシピ開発はスープ専門店「Soup Stock Tokyo」などを手がけるスマイルズ社が協力。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点