8.6 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
流通・飲食三菱食品、輸入ブランド拡充 「オールドエルパソ」の取扱開始

三菱食品、輸入ブランド拡充 「オールドエルパソ」の取扱開始

タコスやトルティーヤなどテクスメクス料理を新提案

三菱食品は今春から、テクスメクス(メキシコ風テキサス料理)のトップブランド「OLD EL PASO(オールドエルパソ)」の販売を開始する。先月開催されたスーパーマーケットトレードショー(SMTS)で小売店関係者に「オールドエルパソ」のラインアップを披露。「タコス」や「ナチョス」など伸長するエスニックフードの新たなラインアップとして提案を強化する。

「オールドエルパソ」は1983年にメキシコ製品を販売するパウエル社によって誕生。94年に米国ゼネラルミルズの傘下となり、メキシカンとテキサス料理が融合した“テクスメクス”の代表的ブランドとして注目されている。

常温保存で本格的な味わいが楽しめるフラワートルティーヤ(OLD EL PASO(オールドエルパソ))
常温保存で本格的な味わいが楽しめるフラワートルティーヤ(OLD EL PASO(オールドエルパソ))

テクスメクスの代表的な料理はタコスやナチョスなど。日本でも近年、肉やビーンズ、トマトなどの野菜を巻いたトルティーヤ、タコスやタコライス、ナチョス、ワカモレ(アボカドのソース)などのメニューが若年層を中心に広がりを見せている。「オールドエルパソ」のラインアップは、常温保存で使いやすい「トルティーヤ」「タコス」の生地、サルサソースなどの「ソース&ディップ」、トッピング用のシーズニング、ワカモレなどのデイップソースと合わせて楽しめる「チップス」など。本格的なタコスが手軽に楽しめる「タコスキット」も用意している。

三菱食品・輸入商品開発本部の三代尚史第一グループマネージャーは「日本でもサルサソースなどエスニック商材が伸長。『オールドエルパソ』の導入にあたっては、ブランドカラーのイエローで売場を訴求しエスニック商材のコーナー化を展開していきたい」と意気込みを語った。

SMTSでは、「オールドエルパソ」の代表的メニューであるタコスやナチョス、アレンジメニューのタコライスの試食を提供。肉や野菜の好きな具材を一緒に楽しめるタコスキットや、本格的なトルティーヤなどがバイヤーの注目を集めていた。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。