加工食品油脂不二製油グループ マレーシアで合弁会社設立 持続可能なパーム油調達を強化
カナエ モノマテリアルパッケージ

不二製油グループ マレーシアで合弁会社設立 持続可能なパーム油調達を強化

不二製油グループ本社は、持続可能なパーム油を原料とした高付加価値のパーム油の製造・供給体制を拡充する。連結子会社のFUJI OIL ASIA PTE.LTD(シンガポール、以下FOA)が、マレーシアのパーム油・パーム核の製造会社Johor Plantations Grope Berhad(マレーシア・ジョホール州、以下JPG)と合弁会社を設立する。

新設する合弁会社は、JPGが保有する十分に管理された農園から、高品質かつトレーサブル(生産者から消費者に届くまでの生産・加工・流通経路が追跡可能であること)で、持続可能な原料パーム油を確保し、RSPO/IPグレードに対応した高付加価値のパーム油製品を製造・販売する。バイオマスと排水からのエネルギーを利用した分別・精製工場を農園内に新たに建設する予定。

合弁会社の名称は、JPG Fuji Sdn Bhd(予定)。所在地はマレーシア・ジョホール州。資本金は最大180百万マレーシアリンギ。出資比率はJPG51%、FOA49%。事業開始は4月1日を予定する。

不二製油グループは「責任あるパーム油調達方針」に沿って、基礎原料であるパーム油においてサステナブルな調達に取り組んでいる。トレーサブルで持続可能なパーム油の需要は欧州市場を中心に拡大しており、日本市場においても今後の需要増加が予想されている。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。