産学連携のスイーツ販売 地元洋菓子店・高校生と共同開発 七福醸造

七福醸造は産学連携企画として地元愛知県碧南市のケーキショップ「グッド」ならびに碧南高校の生徒たちと、新感覚スイーツ「すのまろ」を共同開発した。「グッド」の人気商品「スノーボール」をベースに、七福醸造の白醤油でアレンジを加え、碧南高校の生徒たちが商品名とパッケージデザインを考えた。1月13日から碧南海浜水族館の特設コーナーで販売を開始。初日には生徒が来館し、水族館来場者に商品をアピールした。

「すのまろ」(90g、税込600円)は、焼いたクッキーに七福醸造の有機白醤油をさっと塗り、そこに粉砂糖をまぶしたもの。ネーミングとラベルデザインを考えたのは同校商業デザイン科3年生7人で、商品を試食してイメージを膨らませた。商品名の「すの」は「スノーボール」から、「まろ」は見た目がまん丸で水泡のようにコロコロしているところから考案。

「『すのまろ』にしようか、『すのまる』が良いか最後まで迷いましたが、響きの可愛さや小さな子ども目線で決めました」と井上采音さん。

新感覚スイーツ「すのまろ」 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
新感覚スイーツ「すのまろ」

ラベルデザインについても、「私たちは全員が地元碧南に住んでいて、小さいころからこの水族館に通っています。そこで、自分たちが好きな魚をそれぞれチョイスして、絵柄に盛り込みました」(井上さん)という。

「白醤油と粉砂糖の甘じょっぱさがクセになって、1個食べたらとまらない味です。水族館に来た良い思い出にもなれば」(同)とのことだ。

七福醸造では8年ほど前から碧南高校総合ビジネス科の「商品開発講座」を担当。今回の企画もその一環。

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