6.6 C
Tokyo
6.9 C
Osaka
2025 / 12 / 15 月曜日
ログイン
English
その他各種イベント・展示会・講演会神戸復興の姿を 4年ぶり神戸ルミナリエ

神戸復興の姿を 4年ぶり神戸ルミナリエ

1995年の阪神・淡路大震災からの神戸復興のシンボル「神戸ルミナリエ」が1月19~28日にかけて、4年ぶりに開催されている。2015年からは神戸・兵庫の食品企業が協賛事業として「KOBEディライト・ファウンテン」を開催し、神戸の食の魅力を伝えており、今年は9社が参加し、自社商品などを使用したメニューを販売する。18日に関係者のみの同事業前夜祭が午後7時半からあり、同事業実行委員長の中島洋人東洋ナッツ社長が「神戸の復興の姿を見せていきたい」とあいさつした。続いて9社の代表者らが点灯式を行った。

前夜祭では点灯式に先立ち、能登半島地震の犠牲者を悼み黙とうした。同事業は、ロック・フィールド創業者の岩田弘三名誉会長、UCCジャパンの上島達司会長が発起人となり15年に開催し、コロナ期の中止期間を経て今年が6回目の開催となる。初回から参加する六甲バターの塚本浩康社長は「神戸の復興をお手伝いしていきたい強い思いで参加している。きちんと経済を回し盛り上げることで、能登半島地震関連の支援につなげていきたい」と語った。

会場では、9社各社が自社商品を使用したメニューを19日から販売している。ロック・フィールドは「神戸コロッケ」を使用した「あったかチャウダーソースで食べる蟹クリームコロッケ」(税込500円)などを、エム・シーシー食品は「スープリゾットクラムチャウダー」(500円)などを販売。水垣宏隆エム・シーシー食品社長は「スープのいろいろな食べ方を提案している。もっと啓蒙していきたい」と語った。

9社は、シュゼット・ホールディングス、UCC上島珈琲、エム・シーシー食品、剣菱酒造、ロック・フィールド、東洋ナッツ、ドンク、老祥記、六甲バター。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。