業務用食材卸業合同賀詞交歓会 QRコード活用を要請 外食協・小田会長

日本外食品流通協会と全国給食事業協同組合連合会の共催による「業務用食材卸業合同賀詞交歓会」が12日、東京・グランドプリンスホテル高輪で開かれた。両団体加盟の卸店トップや、賛助メーカーら200人超が参加した。

主催2団体を代表してあいさつした、日本外食品流通協会の小田英三会長は「外食市場はコロナ禍からの需要回復が進み、価格改定効果もあり、メーカー・卸の売上は回復傾向にある。その一方で、人手不足が深刻化し、物流の2024年問題が間近に迫っており、持続可能な物流の維持のため、発着荷主双方の取り組みが求められている」と説明。

そのうえで、検品作業の効率化、ドライバー待機時間の削減に向けた取り組みとしてメーカー各社に「商品情報を盛り込んだQRコードを商品外箱に記載していただきたい」と要請した。

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