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近畿菓子卸商業組合 価値が価格になる市場を創造 谷上浩司理事長が抱負

近畿菓子卸商業組合は12日、帝国ホテル大阪(大阪市北区)で新春賀詞交歓会を開催、組合員・メーカー・菓子業界関連業者ら約280人が出席し新年の慶びを分かち合った。

冒頭あいさつした谷上浩司理事長(富士屋本店・社長=写真左上)は「自社だけにとらわれず、利他の精神が響き合う社会へとつないでいきたい。幸いわれわれの商材は多くの可能性を秘めている。素材の持つ機能を大切に広げていくことで、価格イコール価値から価値が価格になる市場を創造でき、今ある素晴らしい日本のお菓子文化を100年超えてつなげていける」と語る。

全日本菓子協会によると、菓子市場は昨年、コロナ前と比べて生産金額と小売金額が回復傾向にあるという。

来賓あいさつした全日本菓子協会の太田栄二郎会長(森永製菓社長=写真右上)は「値上げの浸透で生産金額と小売金額はコロナ前より伸長することが期待される。一方、生産数量はインバウンド増や輸出増の好材料があるものの、消費者の節約志向の強まりにより微妙な状況」との見方を示す。

菓子全体はコロナ前まで5年連続で拡大したもののコロナ禍で足踏みしたことにも触れ「現在、回復傾向にあり、本年が菓子業界の飛躍の年になることを期待したい」と述べる。

乾杯の発声では、ぼんちの遠藤純民社長(写真右下)がバブル後の最高値を更新した日経平均株価に触れ「(海外の投資家に)日本は賃金が上がり本当のインフレになるとの期待がある。われわれの業界も賃上げして魅力ある業界にしていかないと、これから労働力が足りなくなったときに大変なことになる」と呼びかける。

扇雀飴本舗の米田英生社長(写真左下)は中締めのあいさつで「昨年は阪神タイガースが優勝した。今年ももう一度優勝していただいて関西から日本を元気づけて、菓子の力で盛り上げていきたい」と締めくくった。

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