能登半島地震 大手飲料メーカー “命の水”ミネラルウォーターの提供に徹する

 1日発生した能登半島地震で被災地では断水による水不足が深刻化。トイレなどに使う生活用水とともに飲料水も不足していることを受け、大手飲料メーカー各社は自然災害時に“命の水”となるミネラルウォーターの提供に徹している。

 コカ・コーラシステムは、石川県に対して北陸コカ・コーラボトリングを通じ「い・ろ・は・す」33万本(2LPET9万本と540mPET24万本)を4日までに提供。
 
 サントリーホールディングス(サントリー食品インターナショナル)は5日、「サントリー天然水」(550mlPET)約18万本などを供出したと発表した。
 
 アサヒグループジャパン(アサヒ飲料)は5日、ハイポトニックスポーツウォーター「スーパーH2O」(600mlPET)13万4064本とともに「おいしい水天然水 六甲」(600mlPET)24万本の提供を決めた。

 キリンホールディングス(キリンビバレッジ)は5日、救援物資として被災地にミネラルウォーター「キリン 天然水」(600mlPET)など約 22 万本の飲料を供出予定と発表した。

 伊藤園は5日、石川県産業展示館4号館にミネラルウォーター2LPET6144本の支援を明らかにした。

 サッポロホールディングス(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)は5日、支援物資として飲料水などを被災地に届ける予定であることを公表した。