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大塚製薬「ポカリスエット アイススラリー」供給体制を強化 背景に酷暑化や高まる熱中症リスク

 大塚製薬は、酷暑化や高まる熱中症リスクを背景に、身体の熱へ直接アプローチする「ポカリスエット アイススラリー」の供給体制を強化して高まる需要に対応していく。

 「ポカリスエット アイススラリー」は一般的なアイススラリーと一線を画し、常温保存可能な液体を凍らせてスラリー状にする独自技術を開発し再冷凍してもスラリー状にすることができる。

 4月22日、取材に応じた岩﨑央弥(なかや)ニュートラシューティカルズ事業グループ製品部ポカリスエットプロダクトマーケティングマネージャーは「『ポカリスエット アイススラリー』の需要は、暑熱環境の労働時やスポーツなどのシーンで年々高まっている。ポカリスエットブランドとして、水分・電解質補給の重要性とともに、深部体温への直接のアプローチというポイントをしっかり伝えていくことがとても重要」と語る。

 昨年は、6月から職場における熱中症対策が義務化となったことで需要が急増。「もともと熱中症対策に関しては各企業さまの意識は非常に高かったが、年々厳しくなる暑さの実感に義務化もあり、お声がけいただくことがさらに多くなった」と振り返る。

 今年は、供給体制を強化し「一般の生活者の手にも届くように、長期間にわたり幅広く展開していきたい」との考えを明らかにする。

アイススラリーとは?

売場に並ぶ常温状態の「ポカリスエット アイススラリー」
売場に並ぶ常温状態の「ポカリスエット アイススラリー」

 一般的に、高温多湿な夏は汗による深部体温の調節がうまく働かなくなり、酷暑対策にはアイススラリーによる内部冷却と水分・電解質補給のセットが好適とされる。

 熱中症対策の基本は、深部体温の上昇と脱水を防ぐことにある。

 脳や心臓などの臓器の深部体温は約37℃が理想の状態。これは生命活動に欠かせない酵素が最も活性化する温度であり、37℃より高温・低温になると酵素活動が保てず脳や内臓の働きが低下する。

 身体冷却には、外部冷却と内部冷却の2つの方法がある。外部冷却は空調や冷水浴(アイスバス)などで身体の外部から冷却し、内部冷却は冷たいものを摂取して身体の内部から冷却するやり方で、その中でも簡便で実用的な方法がアイススラリーの摂取となる。

 アイススラリーとは、細かい氷の粒子が液体に分散した流動性のある氷で、通常の氷に比べ結晶が小さいことから冷却効果が高く、カラダの内側から効率よく冷やすことができる。

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